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耳標
耳標の管理換え(耳標が不足したときの対応)耳標が脱落した場合など(耳標の再発行請求)耳標と耳標装着器(アプリケーター)
個体識別番号を誤って耳標再発行を請求し、再装着したことにより個体識別番号の重複事案が発生しています。
再発行耳標を牛に再装着する際には、先に装着した耳標と個体識別番号が一致しているか十分ご確認ください。
詳しくは、こちらのお知らせページをご覧ください。
(https://www.id.nlbc.go.jp/html/oshirase_back.html#2016030401)


■耳標の管理換え(耳標が不足したときの対応)

1.耳標の管理換えの仕組み


  1. 個体識別耳標は、牛の管理者(飼養地)毎に配付されていることから、配付された耳標を別の管理者が自農場の飼養牛に装着する場合は、出生等の届出に先立ち、耳標の管理換え手続きが必要です。
  2. 耳標の管理換え手続きについては、所属団体を通じて各都道府県の個体識別担当部局(畜産課等)に申請して下さい。
  3. なお、耳標が不足した際も所属団体を通じて各都道府県の個体識別担当部局(畜産課等)にご相談下さい。
    管理換えのうえ耳標をお渡しすることができます。

2.耳標の配付方法

 法に基づく牛の個体識別のための耳標は、国の補助事業により、事業実施主体(一般社団法人 家畜改良事業団)から牛の管理者(農家)に配付されています。

耳標の取り扱いの留意事項
  • 牛個体識別耳標は補助事業により配付されていますので、確実に保管し、古いものから順に装着するなど、適切に管理されますようお願いします。在庫耳標は届出Webシステムで確認することができます。
  • 管理換え耳標を装着した場合は、管理換え手続きが終了したのちに出生等の届出を行ってください。管理換えされていないと届出が登録されません。
【在庫耳標の利用のお願い】
廃業の際に余剰耳標が生じた場合は、所属団体にお知らせ下さい。
耳標の管理換え手続きを行い、耳標不足農家に配付します。
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■耳標が脱落した場合など(耳標の再発行請求)

1.耳標が脱落などしたら(耳標の再発行請求)

耳標が脱落又は破損した場合には、同じ個体識別番号の耳標を再度装着する必要があります。牛の管理者は速やかに耳標の再発行請求を、届出Webシステム等で行ってください。
※FAXでは耳標再発行請求はできません。

2.耳標の取り外し、両耳に耳標が着けられていない牛の流通の禁止について(担保措置)(牛トレーサビリティ法第10条第3項、施行規則第12条、第13条)

牛の耳に着けられた耳標は取り外したり、個体識別番号が判別できなくなる行為が禁止されています。また、両耳に耳標が着けられていない牛を譲渡し等又は譲受け等を行ってはならないこととされています。

ただし、以下のやむを得ない事由があるときは、耳標を取り外し、又は両耳に耳標が着けられていない牛の譲渡し等又は譲受け等をすることができるとされています。

  • 牛が耳の疾患にかかっているとき
  • 牛の耳に外傷があるとき
  • 耳標の劣化等により個体識別番号の判読が困難となり、耳標を取り替える必要があるとき
  • 出荷の直前又は輸送中に耳標が脱落したとき
  • その他農林水産大臣が特に必要があると認めるとき
【両耳に耳標が着けられていない牛を出荷する場合に必要な措置】
上記の事由により、両耳に耳標が着けられていない牛を譲渡し等又は譲受け等をする場合には、牛の管理者は当該牛の個体識別番号を識別するため、次のいずれかの措置を講じなければなりません。
  • 取り外した(脱落した)耳標又は当該個体識別番号を記載した札を当該牛にひも等で取り付ける。
  • 当該牛の耳以外の部分に個体識別番号を塗料等で記載する。
【再発行上の注意】
出荷した方が耳標再発行請求をしますと、出荷した方の所属団体へ耳標が送付されます。その場合、出荷した方は、牛を譲り受けた方へ確実に転送してください。なお、この場合、牛を譲り受けた方が持っている耳標装着器では装着できないタイプの耳標が送付される場合もありますので、牛を譲り受けた方が再発行請求を行うことをおすすめします。

届出手段 耳標再発行請求の届出の方法
届出Webシステム 届出トップ画面よりログオン後、メニューの中の【耳標再発行】を選択。
登録内容は翌日の『届出完了メール』にて確認してください。
届出Webシステムの耳標再発行請求手順はこちら(PDF:320KB)
電話音声応答システム(CTI) TEL:(186)0037-80-1777または(186)0248-48-0594に電話し、音声ガイダンスに従って届出をする。
耳標再発行請求はメニューの5を選択。
電話音声応答システム(CTI)の利用手順はこちら(PDFファイル:293KB)
LOシステム 初期画面から報告入力を選択し【耳標再発行】画面に入力。登録内容は翌日の『登録完了メール』にて確認下さい。
LOシステムからの耳標再発行請求手順はこちら(PDF:218KB)

※LOのご利用にあたっては手続きが必要です。
詳しくはLO報告システムのページをご覧下さい。
※FAX及び電話での直接依頼による耳標の再発行請求はできません。
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■耳標と耳標装着器(アプリケーター)

【参考:耳標(令和7年度規格審査で適合と確認された耳標)と耳標装着器(アプリケーター)】
種類(メーカー) 日本での取扱
業者
アプリケーター
特徴 装着可能な耳標
(1)オールフレックス
MSDアニマルヘルス(株)
連絡先:
TEL:03-6272-0770
金属部分:赤
プラスチック部分:黒
「ALLFLEX」の文字が刻印
(1)オールフレックス
オールフレックス装着マニュアル(PDF:690KB)

(2)ハプトナー
ハプトナー装着マニュアル(PDF:380KB)

(3)データマース
データマース装着マニュアル(PDF:311KB)

(2)ハプトナー
(株)トレデスト
連絡先:
TEL:045-532-9080
全体的に緑
」の文字が刻印
(1)オールフレックス
オールフレックス装着マニュアル(PDF:690KB)

(2)ハプトナー
ハプトナー装着マニュアル(PDF:380KB)

(3)データマース
データマース装着マニュアル(PDF:311KB)

(3)データマース


サージミヤワキ(株)
連絡先:
TEL:03-3449-3711
金属部分:青
プラスチック部分:黒
「DATAMARS」の文字が刻印
金属部分:黒
プラスチック部分:黄
「DATAMARS」の文字が刻印
(1)オールフレックス
オールフレックス装着マニュアル(PDF:690KB)

(2)ハプトナー
ハプトナー装着マニュアル(PDF:380KB)

(3)データマース
データマース装着マニュアル(PDF:311KB)

【耳標装着器(アプリケーター)の適合性】
  1. 耳標は、毎年度の国の補助事業の入札により種類(メーカー)及び配付先が決まるため、前年と異なる種類(メーカー)の耳標が配付されることがあります。
  2. アプリーケーターによっては、耳標を装着する際に留意すべき点がありますので、新たな種類(メーカー)の耳標を装着する場合には、耳標に同梱されている説明書や「耳標装着マニュアル」等をよく読んで牛に装着してください。
【耳標装着器(アプリケーター)が破損したら】

■携帯端末機(ハンディターミナル)
  1. 携帯端末機(ハンディターミナル)を用いて、個体識別耳標に印刷されているバーコードから個体識別番号(10桁)を読み取ることができます。
  2. 推奨機種は以下のとおりです。これ以外の携帯端末機(ハンディターミナル)での動作確認、検証は行っておりません。(情報提供元:(一社)家畜改良事業団)。
  3. 推奨機種以外の携帯端末機(ハンディターミナル)をご使用された場合の不具合やバーコードの読み取りエラー等については、サポート対象外となります。(情報提供元:(一社)家畜改良事業団)。
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(独)家畜改良センター 個体識別部
所在地:〒961-8511 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字小田倉原1
TEL:0248-48-0596
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